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2016年の就活時期後ろ倒しに対する3つのチェンジ
2014年3月22日 (土)
経団連からの各所へ、採用時期の後ろ倒しが通達されています。
ざっくり言うと、2016年卒の学生の就活スケジュールが、
告知解禁 3年の1月 → 3年の3月~
選考解禁 4年の4月 → 4年の8月~
採用内定 4年の10月(本来は) → 10月1日~
となります。
(とは言っても、3年の3月や4年の4月に内定が出ている現状をみれば守られているか?というとそうではなさそうですが・・・、それはおいといて)
と、いうことを考えて、就活という発想自体が思っていたより早く変わると思っています。
・まず少なくとも採用媒体への採用を目的とした掲載料というモデルが終わる
→まず、そもそも媒体掲載期間が短くなるのは必至、次いで短期間になる分、各企業の資本の集中がそこに発生するので従来モデルで中小企業がそこに照準を合わせやすくなる反面、今よりも多数のエントリーが発生し、採用担当を設置していない企業は対応しきれない。
つまり、掲載はできても対応が難しいという状況になり、2016年は乗り切れても翌年から従来の採用のやり方を変える必要がある
・学生は3年の後半から企業研究をしよう!ではなくなり、大学入学時点から【働く】ということを考える
→4年制大学のより専門科が進む
・やはり、インターンやアルバイトという位置づけを考える必要がでる
→新スケジュールだと、採用活動期間が短くなる。今までのように(今までよりも)、いっせいでよ〜いどん!ではなくなり、早い段階で学生との接点が必要となる
一部のITベンチャーではすでに、学生をアルバイトやインターンで育成しながら、採用につなげるといった、
【採用】=採る
ではなく、
【育採】=育てて採る
のカタチにむかっています。
語弊を恐れずに言うと、「育ててもらった」という印象をもってもらうことは大事です。
これらをふまえて、以下の3つのチェンジが必要だと思います。
①採用担当は組織単位にチェンジ
1採用担当に任せるのではなく、一人の学生をどの部署で育成するか?
といった組織を巻き込んでの育採活動が必要
もっと言うと今までの仕事に、新人を育てることという仕事が追加されます。
組織作りは必要でしょう。
②採用活動をチェンジ
はい、選考スタート。はい、面談スタート。はい、採用。はい、4月1日からよろしくね。
ではなくなり、少なくとも【選考】のやり方自体も変える必要があると思います。
つまり、インターンやアルバイトの位置づけを考える必要があります。
③社員教育をチェンジ
①②ということから、学生が社内にいてその学生が発信力をもっていたら、
あなたの会社はこういう会社という情報がよくも悪くも外部に出ることになります。
そしてそれを最も表すのが、その学生の直接の先輩です。
つまり、良い学生を採用したいなら、良い社員が必要になり、1社員一人一人の
躾・マナーを再度考えていくことが必要です。
徒然と書きましたが、弊社としてもようやく、
この採用組織と採用活動と社員教育の支援体制が網羅できました。
告知もそろそろできます。
是非、2016年の就活時期の後ろ倒しに準備してください!
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