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地方学生雇用の課題
2014年11月10日 (月)
北海道北見にある
北見工大の視察をメインとする、
今回の北見視察も無事終了しました。
北見工大生との交流から、
地元の経営者たちとの交流まで、
かな〜〜り充実した2日間でした。
この中で一番感じたことは、地方学生雇用の課題です。
そもそも都心と地方で大きく違う点は、
・初任給
都心:20万前後
北海道北見:14万前後
(40代となると倍近く変わるケースもあります)
・住費
都心:平均6〜7万
北海道北見:平均3万
(衣食に関しては、都心のほうが安いケースもあります)
というデータで見えること。
そして何より、
地方学生を雇用する際考えておく必要があるのは、
彼らの30歳からの働き方です。
多くの場合
彼らは地元に戻ることを考えています。
地方から大学で東京に出てきて、そのまま東京の会社に就職するケース
そして、
大学まで地方で、東京で就職するケース
があると思いますが、
いずれにしても、
30歳前後を目安に
地元に戻るケースが多いと思います。
(就職で東京に来る学生は、「地元では就職先がない」というケースが多い)
このようなこと、
そして首都圏での採用競争を見越して、
ある程度絞って
地方にサテライトを出すなりというのは、
冗談ではなく考えてみても良いかもしれません。
(もちろん、出身地が様々である以上、
都道府県すべてにサテライトを出すのは非現実的ですが・・・。)
ほとんどの会社が都心から地方へ学生の獲得に動きだし、
求人に関しても昨対で200%アップという大学もあります。
人、モノ、金、情報
そして、
若い世代の
東京一極集中がすすみますが、
地方出身者の30代からの働き方の選択肢を増やすことは、
今後地方学生を
獲得していく上で
欠かせないのではないでしょうか。
個人と会社。出会いをもっとシンプルに。
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