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なぜあの会社の新入社員は入社のタイミングから社会人なのか
2014年3月29日 (土)
今日は逗子にてある会社さんの新入社員入社前研修に参加してました。
(この4月に10名の新卒が入社)
過去2回参加させてもらい、
この研修を経験した人と絡むこともありますが、
まぁ、言ってみれば入社のタイミングから【社会人】としての脳になっています。
ではこの会社はこの研修で何をしているのか?
実はこの合宿で学生に求められるのはたった2つのことだけです。
・大きな声を出す
・素早く行動する
ただ、この2つを、びっくりするくらい高いレベルで徹底されるわけで、
何も知らずにきた学生さんたちは最初相当戸惑うようです。。。
思っている以上にビシバシいかれます。
とにかく、この時点で今まで『お客』だった立場が一気に変わり、
今まで仲良かった先輩が鬼のように感じます。
とくに最終日の今日は、
30名を超える先輩社員が部屋に詰めかけ四方八方から指摘が入ります。
しかし、声を枯らし、涙を流しながら食らいつく学生さんは
この研修で一回りも二回りも成長し、
先輩を良い兄貴
同期を壁を乗り越えた仲間
と認識します。
ちなみに日程は2泊3日でおこない、
アジェンダは、
社会人としての言葉遣い・マナー・話し方・聞き方・挨拶の仕方・目標設定・自己啓発について・目標の立て方・自己啓発の重要性・仕事の進め方・優先順位の付け方・報連相について・グループワークなどなどの項目について、
社内の先輩が講師となり指導します。
もう3回目の参加になるわけですが、
内容ももちろん、
この合宿の『雰囲気』を知り、『目的』を理解すると、
このような研修は必要だと感じます。
なぜなら、
このタイミングでプライドやら自信などが
けちょんけちょんに折られるし、
本気という概念が変わる
からです。
つまり、入社前に
『自分はこんなにできないんだ・・・』を、
良い意味で理解することができるのです。
これはものすごく大事なことだと思います。
そんな研修の最終日(本日)は、
社長より『〜〜〜について』(〜〜〜は社名)ということで、
・ミッション
〜どのような会社になっていきたいか・どういう思いでつくったか〜
・経営理念
〜会社を成長させるために必要な軸・何かに打ち当たったときに立ち戻る場所〜
・コアバリュー
〜創業当時はなかった・社員に聞きながらつくったもので、どういう意識で働いてほしいか〜
などの紹介があり、3日間の振り返り。
そして最後は涙なしには見られない事例交付・MVP発表で研修を締めます。
このような取り組みをされているこの会社さんはステキです。
(ちなみにうちも、役員層を固めたのちは基本的に新卒中心でいこうと思ってるし、そのためのソリューション設定をしています)
もうすぐ4月です。
新入社員が入ってくる会社さんも多いでしょう。
はやいタイミングでの社会人化はとくにこれから必要不可欠になるでしょうね。
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